ISO14001:2015年改定のお話

サニーヒルズというISOコンサルタントのウェブサイトがある。 主宰者とは面識はないが、まっとうな考えの真面目な方とお見受けする。この方が8/30付のコンテンツでISO-TC委員の吉田敬史のインタビュー記事について書いている。詳細はpdfをご覧になってもらった方が良い。短いし読めばそれなりにためになるかもしれない。 そこでサニーヒルズの主宰者は、吉田氏の「ISO14001は2015年改定で現場レベルのものではなく経営レベルのものになる」と語っていることが欺瞞だという。これも要約すると誤解を招くから原文を読んでもらった方が良い。 私はサニーヒルズ氏のお考えに概ね同意するが、ちょっと違うところがある。 単に問題は、そもそもISO14001として日本で理解されていたものがおかしいというか誤っていたということにすぎないのではないか。だから規格の意図は2015年改定で何も変わらないと思う。 だから日本のISO関係者が規格改定を機に日本のISO関係者の考えを変えたいと思っているというサニーヒルズ氏の推察には同意する。そしてそんな考えがおかしいし、不適切だという発想にも同意する。 しかし、サニーヒルズ氏が問題提起していない点がある。ISO規格が経営レベルとか現場レベルとか語ること自体おかしなことではないのだろうか。経営とは環境とか品質だけではなく、安全も情報管理も談合もセクハラも渾然一体としてしっかりしていかねばならないものであり、現場レベルがすべきことは現場がするし、経営レベルが考えることは…

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