2015年改正について

私はお金を使うのが嫌いだから、お金を取るISO規格改定講演会などに行ったことがない。 お金がないというのが正しいかもしれない。 だから3月に無料講演会を聞いただけである。 最近、知り合いから吉田敬史氏が4月に行った講演会の配布資料をもらった。だいぶ時間が過ぎているから現在はまたいろいろと変わっているのだろうが、私が見るのははじめてなので今ながめているところだ。 第一印象は、どうでもいいことをいじっているなあということだ。何事も見直しを行うとき、理想とかあるべき姿から何をすべきか考えるバックキャスティングなんて方法もあるが、それが改善につながるとは思えない。 私のように現場で半世紀ももがいてきた人間は泥臭く大局的ではないのはわかるが、目の前の問題をあるいは不効率を改善することが最優先であると確信している。 IBMは超優良環境企業であることはみなが認めるだろうが、あの会社は高い理想を掲げたのではなく、過去に発生した地下水汚染などの環境問題を継続的に解決して現在があるという(「IBMの環境経営」他による) ISO14001の問題点、無力なわけ、認証制度の信頼性の問題といったものを解決せずに、高い理想を掲げて目の前の問題と無縁なことを会議室で語り合ってもしょうがねえだろうという思いが100%である。 10数年前、「環境はバックヤードからボードルームの問題になった」なんて吉田氏が語ったのを聞いたことがあるが、ボードルームで語っているうちに、目の前が見えなくなってしまったようだ…

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