代用特性

数日前、代用特性という言葉を使ったので、そこから考えたこと   今の時代、測定が非常に重要だ。省エネするなら電力量を知らないと省エネ活動を始めることもできない。投資をするにもさまざまな指標を知り、その読み方を理解しなければならない。 ところで測定すべき数値には、目的とするものそのものズバリを測るものもあるし、目的とするものを測れないときには、その数値の代わりにとりあえず測れるものを測って、類推というか間接的に目的物の状況を把握する代用特性というのもある。 ISO認証というのはそもそもは代用特性だった。そもそも良い品質の製品を欲しいという買い手は良い品質であることを望むのは当然だ。しかし爆弾など全数検査などできないものは、それを全数良品を確実にすることができなかったので製品を作る工程をしっかりと管理して、そこで作られた製品は信頼に値するという考えがおきて、それが品質保証というものだったと思う。 だから当たり前だけど認証している工場で作れば品質が良いわけではなく、良いと言えるわけでもなく、良いと言えるんじゃないかなあという程度なのである。 そしてもうひとつ重大なことは、生産方法が確立した枯れた技術についてのみ品質保証という考えは通用するということだ。開発や研究という仕事には品質保証は使えない。使おうとしても研究所の施設管理などに限定される。   ところが何事においても手段が目的化する。いつしか代用特性が真実と思われて・・・ ということが今のISO認…

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