2013年ISO狂想曲

  ISO業界の今年の話題といえば、2015年規格改定の話題だろう。とはいえ具体的な改定案が見えてくると、形式とか章立ては変わっても内容はあまり変わらないようだ。というか変えようがないようにも思える。だから一般組織が規格改定を気にしていないようだ。 別の観点から見ると、以前は認証制度側が強いというかご主人様であって、一般組織(企業)側が召使的立場だったようだが、今では組織側が買い手、認証制度側が売り手という至極当たり前の位置づけになってきた。当然ながら、売っているしろものが気に入らなければ買わないよという組織が増えてきたようだ。私の同志も「規格改定でめんどくさいことになったら、もう認証を辞めようかと考えている」なんて人は一人や二人ではない。 それは当たり前だろう。品質保証の規格であれば二者間あるいは不特定多数の顧客であっても、認証というものの意味はあるとは思う。しかしマネジメントシステムの規格だとか、会社を良くするためなんて言い出したらもう、それは意味がないということになる。企業においてトップ経営者あるいは役員になれない人が審査員になって、大企業あるいは中小と言えど一国一城の主に対して評価はもちろん指導ができるわけがない。 今まで多くの企業は入札条件などのために、おとなしく審査員の話を聞いていたに過ぎない。もうそんな時代じゃないだろう。 役に立たないものは廃れるという古来からの鉄則に裁かれるのは必然だ。 認証件数の減りが停まったとか、新しいMSが増えているとかいう人や…

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