責任問題

  このところ小保方博士のSTAP細胞の論文がいろいろと論じられている。 私はそのような分野は全くの門外漢であり、ニュース報道を聞いても良く分らない。だから今までコメントしたことはない。 しかし最近、どうもおかしいのではないかという気が強い。本日はそれを書く。 会社で使い込みがあったとしよう、そのとき犯行を行った者の罪が問われるのは当然だが、それだけでは済まない。上司、その上司、マスコミはトップの責任まで問う。場合によっては個人の責任ではなく、システムの問題となりシステム設計者あるいはシステム構築を請負った者まで責任が追及される。 まあ、それはある意味当然だろう。なぜなら上司には監督責任があり、会社は間違いが起きないような仕組みを作る義務があるからだ。 小保方博士の場合はどうなのか? そもそもその研究の真偽は私が論じることはできない。しかし研究所内部の監督責任がどうだったのか、今騒いでいる人たちは論文の中身に責任を負う人たちなのか? 論文はどのように審査されたのか? 査読者以外が騒ぐのは適切なのか? 今の糾弾は研究の真偽の確認として適切なのか、などいろいろと疑問を感じる。 フェリーの沈没事故や交通事故ならワイドショウ的論議とか三面記事的報道で片が付くかもしれないが、科学の新発見であれば責任問題ではなく、それが真なのかを究明することが必要だと思うけど、そのような動きはない。 そもそも理研とかマスコミの面々は査読者ではない。査読者でない人が真偽を語るのはいかがなものなのか? …

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