審査の付加価値

  審査の価値とは何かと昔から言われる。 認証事業が先細りの今は付加価値という言葉も使われている。 経営に寄与する審査をするとか、審査において審査以外の教育啓蒙をするとか、付加価値を提供することが審査の目的だとおっしゃる方が実在し、いや実在するどころか数多くいる。 5年も前のことだが、品質ISO審査員研修会で加藤重信さんが「ISO審査には付加価値はない。審査そのものが付加価値なのだ」と講演されたのを私は聞いた。私はそれにまったく同感である。 前に述べたような付加価値を提供すると発言する人々は、審査の真の目的、真の価値というものを理解していないのではないか? まさか重信さんが間違っているとは思えない。  

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