私はシニカルではない

  このブログでISO批判ばかりしているので、私は嫌われ者だったかもしれないが、不満分子ではなかった。建設的、積極的、革新的で常に省力、改善、効率化を進めてきた。だから嫌われたということはあるかもしれない。 おっと一体何を書いているのか? 私は建設的なことも書いているのだ。疑うお方はこちらへ   本日は、本家を更新しました 審査員物語6 出向者に会う http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2014/auditor06.htm

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ISO14001規格改定解説

  某審査員研修機関からのメールマガジンに次期改定ISO14001の解説があった。書いているのはどなたかと名前を見たら超有名なお方 どういう風に有名かと言えば、有益な環境側面の教祖である。彼の著作なら読むまでもないかとは思ったが一応読んだ。 そして読むまでもなかったなと・・・

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ISO14001の効果

  ISO14001が現れて今年末で18年になる。 18年間でいかほどの効果があったのかといえば、それはなかったといっても間違いではないだろう。 マクロ的に言って、認証企業の環境不祥事が未認証企業のそれよりも少ないというデータを知らない。 ミクロ的に言って、企業の環境パフォーマンスが認証によって素晴らしく改善されたという話も聞かない。 1997年のこと、私は田舎の工場でダイオキシン規制が厳しくなるからゴミ焼却炉を廃止しましょうといったが、エライサンは焼却炉のコントロールをしっかりすれば問題ない。もし焼却炉を廃止して市に持っていけば年何十万かかるなんてほざいていた。 だが、隣接の工場では焼却炉を取り壊し、市に持っていくようにした。 それから1年もしないうちに、ダイオキシン規制が厳しくなり、既設の焼却炉を解体するにしてもものすごい規制がかかるようになった。 ちなみにそのとき私の勤めていた工場はISO認証していて、隣の工場はISOってなあに?状態であった。 ISO認証は目ざとさ、運用、遵法なんてのに無縁である。    

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