ノンジャブからジャブへ

  俗に、JABに認定された認証機関をジャブ、認定されていない認証機関をノンジャブと呼ぶ。 数年前、後発で安価な認証機関はノンジャブであり、エスタブリッシュメントからバカにされ批判されていた。 いわくロクな審査をしない、いわく安かろう悪かろう、まあ、そんなことだ。 じゃあエスタブリッシュメントは良い審査をし、高かろうよかろうかと思いきや、高かろう悪かろう・・・いや、そんなことはあるまい JABのウェブサイトを眺めていると、最近はノンジャブもどんどんとJABの認定を受けて体制派になっているようだ。 富士山マークがつくならどこでも同じとなると、いよいよコスト競争の世界になったわけか。 すべてのものはコモディティ化するというのは世の鉄則だ。技術が陳腐化するとどこでも性能・機能はドングリの背比べとなり価格競争しかない。まさかカルテルは結ぶまい。 そうすると体力勝負となり、普通の業界では体力のない小さなところから脱落していくが、認証機関の場合コスト構造が違うから、旧来のエスタブリッシュメントから脱落していくような気がする。 経営学とかビジネスのライフサイクルを研究している人は、ISO業界が20年間でワンサイクルを通過してしまったから研究しやすいのではないか。人間の寿命よりモルモットが、いやショウジョウバエの寿命が短いから、病気や遺伝の研究に向いていると同じく、他の製品やサービスよりISOビジネスの寿命が短いからね   本日は本家を更新しました …

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安心感

  品質保証とは、お客様に「私は製品やサービスをしっかり作っていますから安心してください」と説明することである。現在のISO9001というものがなんなのか、私には理解できないが、1987年版は品質保証とはこうあるべきということを書いたものであった。 我々が日々暮らしていく中で、安心しているかといえば安心なんぞしていられないというのが事実だ。 昨今、中国産の食品に毒が入っていたり、漢方薬だと思って買ったら抗生物質がサービスされていたり、韓国産キムチに寄生虫がおまけされていたり、韓国海苔に大腸菌がセットになっているとか、そのおまけつきにうれしさよりも恐怖を感じる日本人が多いだろう。 そんなことを同志、名古屋鶏様が書いていた。 そんな私たちに安心感を持っていただくには品質保証、つまりISO9001の1987年版に書いてあったことをしっかりと行えばよいのかとなるとどうだろうか? 教育をしました、記録があります、不具合が起きたら是正をします、と言われても私は安心しない。 やっぱし安心するためには結果を出してくれないと困る。 中国産食品で中毒は過去何年ありませんでした。漢方薬を検査したところ、変なものがはいってません。キムチを検査して安全を確認しています。韓国海苔も・・そういうのが結果だろう。 つまるところ品質保証の仕組みでは消費者は安心できない。品質が確かでないと安心できないのだ。 となると、全数検査とか立ち入り検査とかしないとならないわけだ。そしてそれは当然の…

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ISO NETWORK

  JQAがお客様に出している冊子に「ISO NETWORK」というものがある。 https://www.jqa.jp/service_list/management/iso_info/iso_network/vol26/ まあ大したことは書いてないが、読むと結構おもしろい。まもなく次号が出る時期であるがどんなことがテーマになるのか、期待している。 ところで多くの認証機関はお客様にこのような情報誌(?)を定期的に発行している。だがお金の問題か、パワーの問題か年1回というのが多い。いや情報誌だけでなく会社案内というか認証を申し込もうかなという客に配る冊子などは年1回どころか数年使い続けるというところもある。多い。 当社の審査はこのようにすばらしいと書いてあるパンフレットの最終ページをみると作成が3年前なんてあると、いささか信頼感が・・・

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