身の程を知る
ISOのマネジメントシステム規格がすばらしいかということを、これに関わって20年の私にも理解できない。いや、本音をいえば素晴らしいものではないと思うのだ。
そもそもISO規格の始まりは品質保証規格である。品質保証規格を貶めるつもりはさらさらない。私自身、元々が品質保証屋だからね
だけど品質保証規格で経営に寄与するとか、会社を良くするなんて寝言というか妄言を語ったときに軌道が狂ったのだ。
環境のISO14001だって基本は品質保証規格である。ここでいう品質保証とは、ある条件を定めてそれを守るという仕組みをいう。ISO14001は、環境管理の条件を定めてそれを守りますという仕組みであり、品質保証という意味では全くその通りなのである。
だが、条件を定めて環境が良くなるかと言えば・・・なことあるわけがない。
管理を一生懸命するよりも、一生懸命に改善を考えた方がいいのは誰だってわかる。わからないのはISOTC委員と審査員だろう。
たかが品質保証の規格で経営に寄与するなんてアホなことを言うこと止めよ
身の程を知れ
本日は本家を更新しました。
「トライアスロンはじめました」
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2015/booktoraiasuron.htm
ISOネタじゃありません。