アイソス4月号
先日も書いたがお下がりでいただいたアイソス誌を読んでいる。今日は3月発売の4月号を読んだ感想を書く。最新号だから興味があれば本屋でご確認ください。
クリーンな質問をする(p.1)
「質問者は、クライアントが自分のことをよく理解できるように質問する」だそうだ!
およそ世の中の人間はコミュニケーションするために話をする。単に声を出したいとか自分が聞くためにひとりごとを話す人は少ないだろう。
相手に応えてもらうために話しかけるというのは言葉発祥の大昔からの真実ではないのか?
ところがクリーンファシリティータとは相手に理解してもらうための話をする講座らしいのである。いったいこのような講座は誰のため? 必要とするのはどんな人なの?
監査であろうと商売であろうと教育であろうと、そのような会話法を必要としている人がいるはずがない。
おっとISO審査員は相手に理解しない言葉を話して相手が理解できないことに憤るために話しかけるのだろうか?
そんなことはないと思いたいが?
そもそも品質マニュアルという名称の逐条マニュアルは要求されていなかった(p.28)
そりゃそうだろう、規格にそんなこと書いてないんだから
だけど多くの認証機関は審査契約時にどのような資料を提出するかを要求し、その中で規格各項番に対応して社内のどの文書がどの記録がどのような作業がそれに該当するか、規格要求を満たすのかを書けと指示していたのを忘れちゃいけませんよ
そんなことは私は何年も前から問題提起し…