ISO規格改定対応 その5

某認証機関の規格対応説会の配布資料を読んでの続きです。 「トップマネジメントやマネジメント各階層におけるリーダーシップが要求事項になった」そうです(棒) あまりアホなことなので論評もしたくない。 つまりこの規格改定は、超低辺企業を対象にしているってわけでしょうか? それとも審査において不適合を出さないようにレベルを下げたのでしょうか? 本日はあまりのくだらなさに呆れてこれ以上書けない。  

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ISO規格改定対応 その4

本日は某認証機関の講演会資料についての文句ではなく、DISへの文句である。 ISO14001では元は環境目的(objectives)と環境目標(target)を分けていた。今回の改定で環境目的だけになった。まあISO9001に合わせたというか整合を図ったといえばそれまでであるが・・・ これを読んだ方は文句の一つも言わなくちゃいけませんよ。いかにISO14001がいい加減に作られていたかってことですよ。 おや? 私の論に文句があるならどうぞ 規格が目的と目標に分かれているから、会社の事業目標などもしっかりと目的と目標にわけてくださいね、目的は目標に展開しなくちゃいけませんよ、目的は3年目標は1年、そんなアホなことを語って審査していたのは誰だ! これから連中はなんて言うんだろうか? 目的だけになったので目標に展開する必要はありませんとか、実施計画は目的だけでいいですなんて言うのか? アホらし まあ、認証機関もISOTC委員も責任を取らないのでしょうねえ~ それ以前に責任も感じていないか・・・ORZ ということは、いかにISO規格も審査も役に立たないってことかな

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ISO規格改定対応 その3

パフォーマンスとはなんだろう? 3.12 パフォーマンス 測定可能な結果   2004年まではなく2015で追加になった 3.13 環境パフォーマンス 環境側面の管理に関連するパフォーマンス   こちらは以前からあった。 測定と言っても数字とは限らない。もちろん現代はなんでもかんでも数値化するのがはやっているが、マルバツでも優良可でもよい。 工場省エネとか廃棄物量とかリサイクル率とか製品省エネなどはもちろんパフォーマンス測定の対象であるが、それだけでなく業務がルールに基づいて運用されているか、排水などの管理指標が許容範囲内であってもそのバラツキはどうかなどもパフォーマンス測定の対象であり管理対象でもある。そしてもちろんシステムの運用そのものも含まれる。 だがこの某認証機関の解説ではどうもそういった全般的なことではなく、単に工場省エネとか廃棄物量とかリサイクル率とか製品省エネだけに限定して考えているように書かれている。もっとしっかり規格を読んでからにしてください。 本日は本家を更新しました。 審査員物語25 環境実施計画 http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2015/auditor25.htm

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