規格改定対応 その1
知り合いが某認証機関の規格改定講演会に行ってきたとのこと。そのときの講演会資料を貸していただいた。
ということでここ1週間ほど資料をながめている。いろいろと感じることがあるのでこれから毎日少しずつ書いていく。
本日はその1である。
「規格改定のための移行のポイント」という項目がある。
ほう!それはどんなものだろうとじっくりと読む。
なになに・・・
(1)現行規格とDISの差を読み取り、
(2)その差分を埋めて2015年版適合のマネジメントシステムを作り上げる、
(3)新しい規格対応のシステム運用を始める
(4)必要な教育訓練を行う
(5)内部監査を行う
(6)経営者による規格改定対応を確認を行う
のだそうです。
あなた、これだけ読んでどう思いますか?
私はアホらしくて資料を放り出しました。といいつつ、再びそれを拾ってそのアホらしさをネタに書こうとしているわけですが・・・
私が過去に勤めていたふたつの会社は創立以来数十年の歴史がありましたし、あなたが勤めている会社でも10年や20年の歴史があるでしょう。なんで規格が制定されてから、たかだか15年や20年のISO規格ごときにそこまで頭を下げなくちゃならないんでしょうか?
当社は2008年版(あるいは2004年版)を十分満たしていた。今度ISO規格が改定になり多少厳しくなるそうだが、その程度の要求なんて当然クリアしているよな。だってISO認証制度の…