鉄腕ダッシュ

日テレの人気番組に鉄腕ダッシュというのがある。私は積極的にテレビを観ることはないが、昨日夕飯のとき家内がテレビをつけていたので食べながら一緒に観ていた。 この番組はクリエティブだと思う。鉄道やバス旅行とかひな壇クイズ番組ばかりのご時世で、アイデアで勝負というのが気にいった。 しかしひとつ気になったというか分らないことがある。 昨日は沖縄でハブ退治をするのだが、それを観て多々疑問というか迷いというか感じた。 今は生物多様性というのが錦の御旗となっているが、ハブ退治は生物多様性とどう関係するのだろうか。以前、やはり鉄腕ダッシュでスズメバチ退治というのもあったが、それも同じだ。 害虫や害獣は殺戮しても良いのだろうか? 外注や害獣がいて生物多様性があるのではないか。今の日本の山野の荒廃はオオカミがいなくなったからという説もある。沖縄からハブがいなくなり、都会からスズメバチとカラスがいなくなったとき、どんな問題が起きるのか研究されているのだろうか? いや、これは鉄腕ダッシュだけの問題ではない。天然痘を撲滅しました、結核を、そんなことがすばらしい、まったく非のうちようがないことのように言われるけれど、それは正しいことなのか? 天然痘を撲滅して、朱鷺を多額のお金を使って繁殖させようとすることはどうかかわるのか。きれいな鳥は善であり、病原菌は悪なのか。 そう思うと、生物多様性とは偽善そのもののように思える。 本日は本家を更新しました。 審査…

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