ISO規格が会社を良くする

いまだにISO規格が会社を良くするなんて語っている人がいる。本当にそう信じているならバカだろうし、ウソでそう騙っているなら利口なのだろう。 ところで良くなった会社を知りたいのだが、教えてほしい。 2年ばかり前のこと、エコステージのイベントでエコステージで会社を良くしたという発表があったが、中身は小集団活動とか提案制度でマネジメントシステムとは無縁だった。会社を救う前に、認証制度を救わないと自滅してしまいそう。おっとISOとエコステージだけでなくその他のEMSもQMSも全部だけど 本日は本家を更新しました。 審査員物語32 鷽八百社に行く(前編) http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2015/auditor32.htm   

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アイソス番外編

メルマガアイソス番外編第200号というのが昨日届いた。米戸さんという方が規格改定で品質マニュアルが要求事項から消えたことについて解説しているとある。私は今はアイソス誌を購読していないので、米戸さんがどのような解説をしているのかわからない。 しかし私はそもそもが品質マニュアルとは質の低い審査員がいたから要求事項であったのだろうと考えている。 ISO9001が発祥した1987年版では品質マニュアルというものはなかった。それが1994年改定で要求事項になったわけは明白だ。87年版ではその用途を、基本的に二者間の品質保証に使われることを意図していた。しかしその後に第三者認証に使われることがメインとなり、現状の後追いか94年版では明確に目的の一つとして第三者認証にも使えると明記したからである。第三者認証とマニュアルはどういう関係かと問われると実際は関係ない。しかし87年版では二者間取引においてはテーラリングをしなさいとくどいほど書いていた。ようするに商取引とは個々の取引ごとに条件が種々異なるから一概にはいえないということを規格策定者は理解していたのだ。 だが第三者認証になると、あたりまえだが要求事項のテーラリングを認めるわけにはいかない。要求事項の内容にバリエーションがあれば第三者認証の普遍性が崩れてしまうから とうことで品質システム要求事項が標準化固定化された、そしてそれを記載した品質マニュアルは提出先によって変わることもなくなった。だから品質マニュアルが固定化した…

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ネタ募集

既に引退している私は審査のトラブルを身をもって体験するということがない。それにISO関係のできごともネットとか書籍でしか入手できない。 ということで非常に情報が限られている。認証機関やコンサルのウェブサイトあるいはメルマガからは規格改定の講習会とか準備事項なんてのばかり 昨日アップした規格改定とは何ぞやという愚問に真っ向からの回答など見当たらないね そんなことを考える認証機関もコンサルもいないのだろうか? ともかくインプットがないとアウトプットがない。ノイズを拾ろっても発振するだけだし・・ なにか新しいネタご存じなら教えてください  

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