米戸氏の論を読んで

数日前、メルマガ「アイソス番外編第200号」でアイソス誌7月号(6/10発売)に米戸氏が品質マニュアルを放棄した理由を解説しているとあった。 https://nihonjinobaq.seesaa.net/article/a27251977.html 私がブログで今アイソス誌を購読していないのでそれについて論評できないと書いたら、同志が該当号を見せてくれた。ありがたい!持つべきものは友である。 早速、米戸氏の論稿を読んで思ったことを書く。 まず驚いたことがある。米戸氏は「ISO9000:2005では、品質マニュアルは『組織の品質マネジメントシステムを定義する文書』であると規定している」と書いている。オイオイオイ!それって論理が通らないよ。もしかして不肖おばQは今まで品質マニュアルなるものを誤解していたのかと、頭が真っ白になったのです。ともかくJIS規格原文を確認しました。 正しくは「ISO9000:2005では、品質マニュアルは『組織の品質マネジメントシステムを規定する文書』であると定義している」でありました。そうでしょう、そうでしょう。そうでなくちゃ論理がとおりません。単なるワープロミスだとおっしゃるかもしれませんが、単純ミスにしては大きすぎまっせ まあここは単純ミスとしましょう。 しかし全体を読みますと、どうも米戸さんという方は品質マニュアルというものを理解していないのではないかという気がしてきました。 師のたまわく「マニュアルはISO9…

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