規格改定とマニュアルの改定

個人のブログとか認証機関のウェブサイトをながめていると、規格改定でマニュアルをどう直せばいいのか、どこを直さなくても良いのかという解説(怪説?)が多々見られる。 まず基本的なこととして、私は環境マニュアルであろうと品質マニュアルであろうと、審査員への説明書であると認識している。特にEMSにおいては規格では必要ないものであり、なぜ作成しているのかと言えば認証機関との審査契約で作成しているというのが理由だ。 だからまず規格改定によって認証機関の要求がどのように変わるのかを確認しないとならない。認証機関が、「これからはマニュアルのご提出は不要です」というのならマニュアルを廃止すればいい。「ウチは審査能力がないので従来通りマニュアルを作ってください」というなら、認証機関から要求仕様を明示してもらうことになる。まあ、その場合は審査契約あるいはその付属文書が変更になるはずだ。 もし当社では環境マニュアルがないと社内で仕事が進みませんというなら、それはレベルの低い会社であるとは思うが、それならお宅が望むようにすればよいと思う。 なにも部外者が「マニュアルはこうあるべきだ!」とか「これとこれは必須事項です」なんて根拠のないウソッパチを語ることはありません。まあそういうことを言ってお金を儲けているのですというなら、それもしょうがないですね(棒) 本日は本家を更新しました。 ISOに関係ないと言えば関係ないかもしれませんが、関係あるかもしれませんよ。マネジメントシス…

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