日経エコロジー2016年2月号

■2月号を読むと、いよいよ環境もおしまいかって感じになりました。 記事の内容が人口減少とかIIRCとか・・環境問題の深堀って感じのものもありますが、見方を変えると二番煎じ三番煎じってことですわ ■極めつけは広告に「環境をダシにして儲ける本」てのがありました。いやなにを利用しても良いですが、その心は環境はテーマではなく手段ということを自ら認めたという意義は偉大でしょう。 ■「企業事例で理解するISO14001」という本の宣伝を読むと私には難解でした。いや広告でその本の目次を見ただけですが高尚すぎて私には理解できないことがたくさんありました。 「経営管理の中にEMSを位置づける」うーむ、これって日本語なのかいや英語にしても意味が通じん。EMSは定義がある。それを代入すると「経営管理の中に、方針、目的及びその目標を達成するためのプロセスを確立するための、相互に関連するまたは相互に作用する組織の要素の一部で環境側面をマネジメントし順守義務を満たしリスク及び機会に取り組むためのものを位置づける」となります。いや難解ではありませんね、平易に言えば「経営の中に経営管理する仕組みのうちで環境に関するものを盛り込め」ってことです。でもそれはトートロジーどころではない。「エンジンの部品である排気バルブはエンジンに組み込まねばならない」と語っているのと同じです。 「形式より結果重視」となるとEMSとは何ぞやとなる。いや序文にはいっときではなく継続的に組織が・・・していくためにシステムが…

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