日経エコロジー8月号

もう読むまいと思ったが、図書館に行ったついでに日経エコロジー誌を斜め読みした。 内容はまあドーってこともないが、それはないだろうというのが二つあったのでそれについて書く。 ●p.18 日産 CO2ゼロへ次の一手 日産は燃料電池やハイブリッドではなく電気自動車を本命としているという。それは結構であるといっておく。 しかし電気自動車がCO2ゼロとは詐欺ではなかろうか! 充電する電気をどう発電するのか、燃料電池のエタノールを作る一次エネルギーのCO2排出は無視かい?? そういう考えなら原発のCO2排出はゼロということになる。考え方がおかしいんじゃない? 日経エコロジーを読んでいる人たちはそんなことには気が付かないのか? ●p.84 経営者をEMSに巻き込め わが同志、川中三四郎氏の連載である。おっと同志と言っても面識はない(笑) このタイトルだけとっても意味不明である。 さて「ほかの役割については部下に任せられるが説明責任だけは経営者自身が果たさなければならない」と語る。 うーん、「説明責任」とは「説明する責任」ではない。元々は会計用語で「他人の財産を管理している者が、それを正しく管理していることを証拠で立証する義務」である。だから財産を受託している者のみがアカウンタビリティを負うのは当然である。投資家に対する経営者のみが負うものであり、経営者以外が負うはずがない。 まあ、その辺の考えは川中氏に聞かないとなんと…

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