サイゼリアショック
私は1940年代に生まれ、高度成長期から21世紀も2010年代まで働いて引退した。
その間に社会、経済、政治、いろいろな変化があり、ショックと言われるようなものも数々あった。ドルショック、ボルカーショック、オイルショック、リーマンショック、米国債ショック、いやはや私の人生はショックばかりだったようだ。常にショックがあればショックではないだろうって? 常にショックを受けている機械をショックアブソーバという。
いや、冗談を語っている場合ではない。新たなショックに見舞われたのである。
革新政党が共同して推薦している都知事候補が言ったそうだ。
「サイゼリアにしか行けない貧乏な人の気持ちがわかる都知事候補は私だけです」と、
サイゼリアに行く人は貧民であったのだ。
実を言って私はフィットネス仲間と週に一二度昼食をとっているが、マックとかド-ナツ屋がほとんどでたまには豪華にサイゼリアに行こうかということになっている。ミラノ風ドリア299円、ドリンクバー190円、合わせて税込みで500円玉で食べられる。
だけど私は貧乏人と思ってはいなかったのだが・・
バードボイスさんによると、私は貧乏人だったのだ。これをサイゼリアショックといわずしてなんとしよう(大見得を切る)
まあ彼は庶民の気持ちを知らんのだろう・・・と思いつつミラノ風ドリアを食べた。