誘導政策
人を動かすときは飴と鞭と二通りある。
国の政策も同じで、ある方向に導きたいときは補助金、気にいらないことに税金をかける、というのは常とう手段である。
だが環境について言えば補助金つまり飴という手がほとんどだ。だから実際に環境保全のためでなく補助金目当てで何かすることが多い。
太陽光発電なんてその最たるものだろう。疑問なのだが過去5年間に投資された太陽光発電の投資額と回収を把握すれば、単に税金を太陽光発電業者に配っただけではないかという気がする。たまたま数日前に九十九里の白子町まで花見に行ったが、途中車窓から見えたのは休耕地や空き地に設置された大量の太陽光パネル、民家や工場の屋根につけられた太陽光パネルであった。JRの線路沿いにもホームの屋根にも太陽光パネルがあった。JRは元々発電業者だったはずだけど・・
あてずっぽうであるがあのパネルが発電した電気よりも、投じられたお金あるいはエネルギーはそれをはるかに凌ぐだろうという気がする。
もちろん発電業者(個人も含めて)は補助金というもので損はしていないのだろう。
もちろん一番損をしなかったのはソフトバンクのソンであろうけど