順番
渡瀬恒彦が亡くなったという。まだ72歳、お若い、合掌
東野栄次郎とか、森重が亡くなったときはなんとも感じなかったが、宇津井健、神山繁、いかりや長介あたりとなると若いときのテレビを思い出し、松方弘樹や渡瀬となってくると、次は俺かという思いである。
会社時代の先輩から、体が不自由でリハビリに通っているとか、がんの検査入院とかいう近況報告があると、明日は我が身と身震いするのである。
もっとも後始末という意味ではあまり気にすることはない。事業しているわけではなく財産などないから遺族で争うこともない。もちろん借金は1円もない。マンションはとりあえず家内が相続するだろうし、お金はペイオフ以下しかないから騒ぐほどない。家内が死んだら息子がマンションをもらう気だが、娘はいらないというのでもめることはあるまい。
まあなにごとも始まりがあり終わりがある。人類が滅びるのも必然だ。そんなはるか先を思うこともないが、限界集落で亡くなるなら最後の一人ではなく看取ってくれる人がいるうちの方が幸せだろう。そんなことを考えると余計なことを考えず無理に足掻かず、おとなしく順番に従った方がよろしいだろう。
それまではせいぜい楽しく。。。