持続可能性の期限

最近読んだ本に10億年後に地球の気温は100℃になっているという。 *「地球の歴史(上)」鎌田浩毅、中公新書、2016、p.233 太陽は過去から1億年あたり1%ずつ発生するエネルギーを増加させていて、最終的に50億年後に熱を出さない死の星になるという。まあなにごとも始まりがあれば終わりがある。 さて、最近はあまり聞かなくなったが環境教あるいは環境至上主義者が語る持続可能性というのは何年先を言うのだろう? もう4年くらい前だが、某大学教授の講演会で無邪気な私は「先生の言う持続可能性とは何年先ですか」と質問したら「永遠だ」と私をバカにした顔をして語っていた。 今でも先生のご芳名を存じているけどここに書くのは止めておく。 10億年後100℃になるということはそのはるか前に人間どころか生き物すべてが死滅するわけだろうけど、その先生はそんなことご存知なかったのか、それとも崇高な精神を持つ先生のような人間は高温にも負けないのかもしれない。じゃあ環境劣悪になっても大丈夫だよね、タブン

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