日経エコロジー5月号
図書館から予約していた本がそろったとメールがあったので引き取りに行った。そのついでに日経エコロジー誌を読んできた。
まず驚いたこととして、寄稿している人、登場している人、企業の偉い人も含めてみな私より若いこと。私もいつまでも環境についてバカなことを語っていてはいけないようだ。
その次であるが編集者は書くことがなくてテーマ探しに四苦八苦している様子が目に浮かぶ。月刊誌とするほど現在では環境について話題やニュースもないし法改正もない。元々法改正なんて規制を緩和するもの以外、施行まで1年や1年半は猶予があり、毎月大騒ぎするようなことはない。なんとかネタをかき集め誌面を埋めている感じだ。定期購読者も義理か惰性なんじゃないだろうか。
発行部数はどうなんだろう? エコロジー誌の発行部数は2011年に10360部と広告媒体資料にあった以降最新の数字がわからない。たぶん今では1万を切っていると思う。
さてわが愛しき三四郎君だが、語ることはあいも変わらない。目標の達成把握の方法とか語っているが、そんな些末なことでなく規格の意図である遵法と汚染の予防を思い出してもらいたい。
「EMSがマンネリ化していると感じているのではないか」「環境目標が3年変わらない」「全員参加の取組み」「会社と個人のキャッチボール」そんな文章を見ると、ダメだこりゃとしか言いようがない。そもそもEMSとは何か理解しているとは思えない。環境とかISOを語る前に企業とは何かを考えてほしいし、自社の定款を読み直すこ…