見たくないもの

今「大人になるためのリベラルアーツ」という本を読んでいる。いろいろなテーマについて学生に議論させ、それをまとめたものだが、その中で論文でのコピペをどう考えるかというものがあった。 コピペとはいかなるものかしっかりとした定義がされていないが、正規な引用の形式を踏まないものらしい(著者の説明がないから想像だが)。 その議論の中でコピペも悪いが、都合の悪い事実を無視するのもねつ造類似ではないかという意見があった。確かに自分も実験などして異常値などがあれば無視したい、いや無視したことがなかったかといえばなんともいえない。私だけではないだろう。起業投資を検討しているとき、どう考えても投資効果が会社の定める数字に至らないときは、鉛筆をなめたことはある人は多いのではないだろうか? と、ここまで書いて思い至ったのだが・・・ 見たくないものを見ない人はISO業界に多いようだ。飯塚センセイなどその最たるものだろう。 JABマネジメントシステムシンポジウムでわけのわからないことを語っているのをみるとそうとしか思えない。本来なら先細りのISO認証事業をどうすべきかと必死考え討論すべきではないのか? 沈みゆく船の上で夢を語るのもいいが、犠牲者が己だけでないなら、関係者のことも考えるべきだろう。 まあ期待はしないが

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酒飲むのもまた楽しからずや

昨夜は現役時代の同僚と久方ぶり会って飲んだ。 会うのも楽しい、飲むのも楽しい。そして会えること、飲めることを神の恵みだと思う。 出歩くこともできず、飲むこともできない仲間もいる。 そういう制約がない人生はものすごく恵まれているということをわからなければいけない。 本日は本家を更新しました。 異世界審査員9.上野登場 http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2017/isekai9.html

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ISO認証件数割合

はっきり言おう、ISO認証は日本ではもう衰退期である。 QMSやEMSは衰退期だが、新しい認証規格が雨後の筍のように・・・とおっしゃる方もいるかもしれない。 残念ながら、それはない。 2017/7/24付けのJAB認定の登録件数割合はグラフの通りである。 98%がQMSとEMSだ。それ以外はじゅっぱひとからげ、その他で終わりだ。 ではどうするのか? 私は知らない。きっと頭の良い飯塚センセイが考えているのだろう。 期待しよう。

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