六次の隔たり
六次の隔たりという言い方がある。知り合いの知り合いを6回たどると世界中の人につながるとい理屈(屁理屈)だ。
私にプロ野球選手の知り合いなんていないと思っていたら、家内の卓球クラブの仲間の甥が某球団にいてオールスターにも選ばれたと聞いて、この6人の隔たりは嘘じゃなかったと思った。
我が家は平平凡凡な田舎の家庭で大学教授も弁護士も知り合いにいないと思っていたが、家内と話していたら、家内は既に亡くなった私の母から母の従妹の夫が弁護士であること、母の姪の夫が大学教授だと聞かされたという。調べたらその名前の弁護士と教授は実在した。既に片方は鬼籍であった。私はどちらにも会ったことはない。とはいえ母が嘘をつく理由はないからそれは本当なのだろう。
パイロットならいる。私の従姉の子がJALのジャンボパイロットだった。(すでに定年になり引退した)彼が入社早々で羽田で窓口実習をしていた時、片桐機長の事故が起きたと話したことを覚えている。
知る限り宝くじの上位当選者はいないようだ。これは知るべからず、知らせるべからずだろう。