日経エコロジー8月号の書評であります。

毎月、ああ、読むところがないなあと思いつつ読む、私もバカである。 とはいえ期待されているようなので今月も書く。さあ、ご批判を期待する。 ■「儲からない目標はいらない」本業と一体化する中長期目標 p.16 もうアホかバカかという思いしかない。いやこの記事で取り上げられている企業ではなく、記事を書いた担当とその掲載を許した編集長がである。 こういうおかしな記事を書いて売ろうという人は、経営を知らないだけでなくそのへんのフリマに出店する能力もなさそうだ。 ■環境ブランド調査2017 p.40 うーん、くだらないの一言である。 私ならもっと価値あるテーマを提案する。それは「環境パフォーマンス調査」である。 指標は、環境法違反件数、環境事故件数、省エネ量、省エネ比率、産廃排出量、真のリサイクル率、そういう指標なら本当の環境企業かどうかがわかる。そしてエントリーしない企業は、環境に限らずレベルの低い投資不適格企業と断定してよい。そしてそういった真剣勝負にでない環境雑誌はダメと断定できる。 ■審査員が明かす「新・環境ISO」の正体 p.80 JACO取締役水上センセイの第三弾である・・・と思ったらもう最終回だって! もっと楽しませてくださいよ。 さて今回は「なぜ手順からプロセスになったのか」ということを解説している。読むとこの人はプロセスの意味、手順の意味を理解しているのかと疑問に思う。非論理的で意味不明な文章が4ページも続…

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