見たくないもの

今「大人になるためのリベラルアーツ」という本を読んでいる。いろいろなテーマについて学生に議論させ、それをまとめたものだが、その中で論文でのコピペをどう考えるかというものがあった。 コピペとはいかなるものかしっかりとした定義がされていないが、正規な引用の形式を踏まないものらしい(著者の説明がないから想像だが)。 その議論の中でコピペも悪いが、都合の悪い事実を無視するのもねつ造類似ではないかという意見があった。確かに自分も実験などして異常値などがあれば無視したい、いや無視したことがなかったかといえばなんともいえない。私だけではないだろう。起業投資を検討しているとき、どう考えても投資効果が会社の定める数字に至らないときは、鉛筆をなめたことはある人は多いのではないだろうか? と、ここまで書いて思い至ったのだが・・・ 見たくないものを見ない人はISO業界に多いようだ。飯塚センセイなどその最たるものだろう。 JABマネジメントシステムシンポジウムでわけのわからないことを語っているのをみるとそうとしか思えない。本来なら先細りのISO認証事業をどうすべきかと必死考え討論すべきではないのか? 沈みゆく船の上で夢を語るのもいいが、犠牲者が己だけでないなら、関係者のことも考えるべきだろう。 まあ期待はしないが

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