フォネティックコード
「あさひのあ」「いろはのい」なんてのを覚えているだろうか? 昔といっても50年くらい前までは電報というのは祝い事、お悔やみだけでなく、日常生活でも使われていた。電報を電話局に電報を頼むとき、間違いのないように一音ずつそういう表現をした。
おっと、「あ」から始まる適当な言葉、「あかとんぼのあ」なんて言っても駄目だ。すべて言い方が決まっているのだ。和文通話表というのがある。英語で言えばフォネティックコードという。
http://www.benricho.org/symbol/tuwa.html
もちろん元祖であるアルファベットの通話表もある。
アルファ、ブラボー、チャアーリーというやつだ。
不肖おばQは昔無線通信をたしなんでおり、そういうのは試験もあったから覚えた。今でも覚えている。もっともモールス信号は今では通常の速さでは取れない。少し練習が必要だ。
それはともかく、先日某所で通信機器の設定をしているところを見かけたが、工事現場と本局の間で設定をやりとりしている。
イングランドのE、フランスのF、アメリカのA・・・
おいおい、いったいお前はと言いたかったが、そういうおかしなフォネティックコードを使っている会社もあるのだろうか? 世も末だ
おっと、そういうのは電波法の定めにより無線局運用規則というものでちゃんと決まっているのだ。