キーボード
標準化の本を読んでいる。キーボードの話が書いてあった。
今の世にあるほとんどはQWERTY(クワーティ)というそうだ。その起こりは機械式タイプライターの時代のこと、タイプに熟練した人はあまりに早く打つので、タイプバーがからまってしまうことが多発したそうだ。
機械式のタイプライターを使ったことがある人がいまどれくらいいるかわからないが、私が二十歳くらいのとき輸出するための資料を作るために一生懸命タイプライターを打ったものだ。あれってワープロじゃないから、入力ミスするとページ全部打ち直しなんですよね、疲れました。だけどそんな苦労のおかげでNCテープもパソコンもストレスなく使えるようになったのだから機械式タイプライターに感謝しなければならない。
おっと話を戻すと、タイプバーが絡まると困るなら、わざとキー入力しにくいように入力が遅くなるようにキーボードの文字配列を決めたそうです。それがQWERTY配列なんだそうです。
時代が変わって電気信号を入力するだけとなり、タイプバーなどない単なるスイッチをオンする機能に変わったキーボードなら、指の動く範囲を狭く移動距離を短くする配列のほうがベターなのも当然です。
それを考えたのが考案者の名前からドボラク配列というのだそうです。一説によると指の移動距離は10%に激減するとか。もちろん日本語入力の場合はまた別の数値が出るのでしょうけど
それはいい!と一言で言えないのはこれまた世の常、私が自分のキーボードをそうしたところ…