検査データ改ざん
神戸製鋼所の検査データ改ざんが大騒ぎだ。
とんでもないことである。単に信用できない、騙されたというだけでなく、いったいどこまで信用できるのか、信用できないのかがわからない。もう泥沼である。
こういうのはISOとか品質保証という発想以前だ。
私が現役時代、自分が関わった製品で仕様を満たせないで出荷が遅れたとか、製品ができなかったということはあった。自分が関わった製品ではないが、入札時に談合をして営業停止になったということもあった。だけど虚偽とか偽装とかいうことがなかったのは幸いである。
この問題を起こした人は担当なのか、一部管理者なのか、経営者レベルなのか、わからない。東芝もdれが経営指標で嘘ついていたのだろう?
なにか目的は手段を正当化するという発想というか、風土があったのだろうか?
そういうことに無縁の人は被害者なのか、事後従犯なのか、どうなんだろうか?
いずれにしても生産者だけでなく顧客も使用者も悲劇だ。
そして日本も日本国民も世界からさげすまれるという悲劇である。ただ日本も日本国民も純粋な被害者なのか? それもなんとも言えない。
某ISOコンサルはそのメルマガで事故や事件を叩いて、俺ならそんな問題を起こさないといつも書いている。今回の事件もきっとそのコンサルは未然に防いだと書くだろう。そういう割り切りとか自信過剰の人がこういう問題を起こすだろうと私は思う。
そのコンサルが誰だって? 知らないの君?