規格解釈などどうでもいい
引退したからというわけではないが、ISO規格の文言をどうこう議論する気は“全く”なくなった。
そもそもまっとうな規格なら要求事項に変なものはない。ISO認証が現れる前から品質保証を担当してきてISO9000規格が現れたとき、その要求事項はなんの変哲もないと思った。
それ以前からNTTのNQASとかNQAとか防衛とか見ていればそれらと全く変わらない。
もっとも審査員による拡大解釈、偏向解釈、誤解釈がものすごかったけど。
ということで規格改定と言われても、それがどうしたとしか思えない。
そして伝家の宝刀、同意できない要求事項は応相談でよい。
そもそもISO9001:1987では供給者と顧客が相談して決めろと序文にあったわけだし。
そう考えると、もうISO認証についての問題は、認証制度、認証スキームそのものだね。審査員資格、審査の規格、審査工数、そういった付帯事項がまっとうなのかどうか、そこには多々疑義がある。
正直言って最近ISOへの関心が減るばかり。歳のせいだろう。