詰め替え

風呂掃除は私の仕事だ。バスマジックリンがなくなったから詰め替え用を買おうとしたが、容器の動きが悪くてみるとポンプがバカになっていた。これでは容器ごと買わなければならない。 そんなことから考えた。バスマジックリンだけでなくトイレマジックリンもシャンプーも最近は環境にやさしいとか言って詰め替えタイプが多い。 それって本当に効果があるのかというのが本日のテーマである(バカみたい)。 昔、計測器管理をしていたとき、何台計測器があれば標準機を購入して社内校正すべきかなんて連立方程式を立てて考えたことがある。単に標準機のお値段と計測器の社外校正のお値段の差だけでなく、標準器の校正金額、寿命、社外校正の運賃、使用部門の校正期間の長短による迷惑度合いなどなどを考えると結構面白い。そして標準機を持って社内校正するのはものすごく高くつくという結果が出た思い出がある。 話を戻す。バスマジックリンのような詰め替えタイプで何回詰め替えているかネットをみると、みなさん3~4回、最大で5回くらいらしい。 バスマジックリン容器込みで580円、詰め替え用が350円くらい。仮に4回詰め替えるとして、常に容器込みなら2320円、初回だけ容器込みで2回目以降は詰め替えとすると1630円、差額690円で詰め替え3回の手間が1回当たり345円、実際に詰め替えの時間は数分だけど洗面所に洗剤が付いたり垂れたりするのを考慮してどうかとなる。いずれにしても詰め替え方式が一桁安くなるなんてことはない。どう…

続きを読む

審査員の持ち物

1990年代前半のISO審査員の持ち物と言えばアタッシュケースだけだったように思う。当時は何社も泊りがけで歩くなんてことはなかったようで1社に数日いると出張は終わりで帰還したようだ。だから書類は少ない着替えも少なかったのだろう。パソコンなんて持ち歩く以前に使わなかったように思う。 当時はISO対訳本というとA3サイズの大きく重い本だったから、要求事項のページだけコピーして持ってきていた。無断コピーなど気にもしなかったのだろう。 1994年頃はノートパソコンといってもものすごく重いものを持ってきて文章を打ち込むとプリンターを貸してくださいなんて言っていた。プリンタケーブルをつないだこともあるが、その後はLAN経由となった。コンピューターウイルスなんて気にしなかった、 この頃になるとさすがにアタッシュケースには入らないのでキャリーバッグが多くなった。中にはリュックサックのように肩に背負ってきた人もいた。 キャリーバッグになると小型のプリンタを持ってきてプリントする審査員もいた。 1997年頃になるとウイルスに気を使って、メール経由でword文書を送りプリントしてくださいなんて言った。私が現役だった2012年まではメールが多かったと思う。 服装であるが、1992年頃は普通のスーツだった。20世紀中は審査員は夏でもスーツ上下とネクタイは離さなかったように思う。我々もだが クールビズが流行ったのは2005年、今は悪名を上げた小池大臣のときである。その…

続きを読む

環境法規制の本

ネットを彷徨っていて、「わかりやすい環境規制」という本の宣伝を見かけた。発行が2008年である。うーん、10年前の法律の本が今役に立つのかちょっと疑問、 ちなみに日本の法律は約2000本、そのうち毎年200弱が改正されている。理論的ではないが単純に考えて2000本の法律全部が入れ替わっている計算になる。 買うにも読むにも、もっと最新のものでないと・・・

続きを読む