読書
少し前、ある会合で会った方から「年間何冊本を読むか?」と聞かれた。
そのときいいかげんに400冊くらいでしょうと応えた。
後で考えたのだが、400冊読んだといってよいのかどうか悩んだ。
嘘を言ったつもりはないが正確ではないとも思う。
私は机の脇のカレンダーの空白に読んだ本を「正正・・」と記録しているが、今年4月までに読んだと印をつけたのが小説以外56冊、小説が6冊だった。これに3をかけても180冊にしかならない。
じゃあなぜ400冊といったのかというと、なにものかについて知りたいというとき、図書館で何冊も借りたり、書店で大人買いしたりする。そういう数が400以上かなということだ。そして本を読む目的が暇つぶしではなく、情報集めだからそこを重点に読めばおしまいということだ。「正正・・」と付けているのは、行きがかりというか興味があって表紙から裏表紙まで読んでしまったというものである。
まあ、だから年に200冊読むといっても400冊読むといってもあまり意味はなさそうだ。