正常の噴出

昨日正常と異常と書いたが、思い出したことがある。 もう40年以上前かもしれないが、山本七平が「あたりまえの研究」という本で、アメリカのカルト宗教はアメリカの異常ではなくアメリカの正常が噴出したものだと看破していた。 アメリカでしょっちゅう起きる乱射事件は、アメリカの異常ではなくアメリカの正常なのだ。別に人殺しがアメリカの正常というわけではなく、アメリカの独立心、憲法に保障された権利、個人主義というものからの帰結なのだろう。 とはいえ日本だって親殺し、子殺し、心中というのは日本の正常である。儒教的倫理観の帰結だから。 そして韓国のはびょるというのも、韓国の価値観、倫理観の帰結であることも間違いないだろう。 だが、「JACOも審査を通じて「異常」を「異常」として、しっかり指摘する」というのは、絶対にISO的論理からの帰結ではない。 賭けても良い。   本日は本家を更新しました。 異世界審査員85.防災訓練その3 http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2018/isekai85.html

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