LRQA異議申し立て始末

8/29付けでJABはLRQAの異議申し立てを100%却下した。 さすが洗濯屋はすごいね、 この結果、洗濯屋の名声が高まるのか、JAB認定はいらないからUKAS認定でLRQAに頼もうという企業が増えるのか、それは定かではない。 この問題と全然関係ないけど、ISO14001の審査に認定審査員が陪席したとき、「有益な側面がないにも関わらず適合としたのは審査が不適合」としたのを見ていた人間としていささか(以下略

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驚いたこと

JACBという団体がある。「日本マネジメントシステム認証機関協議会」の略で認証機関の業界団体である。業界団体と言ってもピンからキリまであり、JACBはキリの方だろう。なにしろ業界の売り上げが300億くらいしかないのだから。ちなみにパチンコ業界23兆円、自動車業界が68兆円、電機業界は上位20社で40兆を超える。 300億となると業界というより大手企業1社とか工場ひとつというところか。 そしてJACBの会員企業(財団法人含む)は39社である。つまり1社平均7億8千万というところか。 コンビニ1店舗売上平均が50万/日だから年間1億8千万、ということは認証機関1社はコンビニ4店舗!? 純粋に認証を社会貢献と考えているか、審査員が天職と考えているならともかく、ビジネスとしてはもう終わりどころか始まってさえいない。 投資することを考えれば、もう考慮外だろう。認証機関の方々は崇高な理念で社会貢献に勤めてください。

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