日経ESG9月号(8/8発売)

改訂ISO14001に取り組む「環境事務局はアレンジャーたれ」 お盆休みに田舎に数日墓参りに行き、家に帰るとメールがドサッと来ていた。図書館から予約していた本がそろいましたというメールが来ている。というわけで図書館に行ったついでに川中氏の連載を読んできた。 今回は環境事務局への激励文である。とっぱじめに「世の中には環境事務局をEMSを形骸化させた戦犯のように言う人がいる」とある。戦犯は誤用であろう。本当の意味を知らない人ばかりになって私は悲しい。 誤用はともかく、彼が言う「言う人」はたぶん、いやきっと私のことであろう。 だが残念ながら川中氏は私の文を正しく読んでいないようだ。私は「環境事務局をEMSを形骸化させた」とは言っていない。私は「環境事務局こそがEMSが形骸化した証拠である」と言っているのである。 環境事務局に罪はなく、環境事務局を作った人、継承した人、それを激励する川中さんのような人を批判しているのである。文章はよく読もう。 「環境事務局を任せられて、どうしていいか分からない」 それは当然だ。環境事務局など無用だから、仕事があるはずがない。 「環境マニュアルは既存のしくみのツギハギだらけの寄せ集めである」 違うだろう、環境マニュアルとは会社の仕組みとISO規格の対照表である。20年目の事務局員ならしっかりしてほしい。 「EMSの仕組みを作る」という表現を何度も書いている。 EMSは仕組みなのかと…

続きを読む