続 JABマネジメントシステムシンポジウム
昨日の続き、
2011年開催(2010年度)からISO9001の「JAB/ISO9001公開討論会」とISO14001の「JAB環境ISO大会」が統合されて「JABマネジメントシステムシンポジウム」となった。
なぜ?なんて「どちて坊や」のようなことを言ってはいけない。聴講者が減ってビッグサイトから有楽町マリオンになり、更に人数が減ってきたからだよ。
テーマの変遷を眺めると面白い。
2003年から2006年までは将来に向けた楽観的テーマが続いた。当時はISO9001は10万、ISO14001はゴマンという話も出た。隔世の感というべきか、覚醒の感であろうか?
2006年にISO9001認証件数が減り始めたからというわけではなく、再生紙の嘘、偽造、事故、違反などが認証企業に相次いだからなのか、経産省からおしかりを受けたのだろう。とたんに認証の問題を捕らえたテーマに変った。
これからまともな議論になり信頼性回復になるのかと期待したものの、突如2011年に発生したのが東日本大震災である。それで2011年は大震災にISO認証を生かそうという訳の分からないテーマであり、更に2012年からは2015年規格改定と乱立するMS規格の活用の、これまた浮世離れしたテーマが続いた。
学ばない人たちですこと、オホホホ
そして2019年には再び信頼性に戻ってきたか。そして「信頼性を定義せず」に信頼を語る悲しさヨ
「君の名は」と問えば応える「ISO認証制度と」
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