先輩
先輩といっても学校や職場の先輩ではない。そして実は何度も会ったことがない人なのである。
ではいったい?となる。
1990年代中頃、私が環境管理なんていう仕事に就いたとき、それ以前は品質保証、その前は現場の管理者、その前は・・ともかく環境に関わったことはない。無知蒙昧、何も知らない私に環境管理についていろいろと教えてくれた同業他社の人である。しかも私が現役時代にお会いしたのは本当に数回しかない。その後、私は田舎を離れて都会に出てきた。定年直前に、たまたま京浜東北線に乗ったときお互いに顔を見合わせて驚いた。15年ぶりであった。その方はそのとき大宮近辺に住んでいると言った。そのとき電話番号を交換したがそれっきりであった。
私が退職してから、気が向いてメールをしたら、その方はISO審査員をしていていまだ現役であった。
そして数年前に引退したよというメールが来て、それ以降、年に1回か2回あって飲んでいる。
さて毎年恒例のエコプロ展の時期となった。現役時代は説明員、退職してからも興味があって見に行っていたが、だんだんとつまらなくなりここ2年ほどは行っていない。
エコプロ展運営事務局というところからお誘いメールが来た。久しぶりだし、古巣も出展しているだろうから、元同僚の顔を見に行こうと思い立った。そしてどうせなら先輩に会えないかなとメールしたら、先輩もエコプロ展を見に行くという。
というわけで、お会いする約束をした。
前回お会いしたのは昨年の花見だ…