CINII近況

CINIIとは国立情報学研究所が運営している、日本の論文を収録しているデータベースのこと。 https://ci.nii.ac.jp/ 対象とするのは科学技術だけでなく、文学から芸能、公告までなんでもござれ、価値があるとされたものがリストされる。もちろんISO関係でも“価値ある”と思われる論文が収録されている・・・はずだ。 さて、2018年1月から12月までにISO関連の論文がいくつあるかと「ISO+認証」で検索してみた。 38件であった。 ではこの論文はどんな紀要とか学会誌に収録されていたのか? アイソス誌      19・・・業界誌 HACCP誌       5・・・業界誌 安全と健康      4・・・公益法人の定期刊行物 非破壊検査      3・・・公益法人の論文集 コンクリートテクノ  2・・・業界誌 産業医大誌      1・・・学術論文の紀要 日本毒性学会学術年会 1・・・学術論文の紀要 拓殖大学経営経理研究 1・・・学術論文の紀要 人間生活工学     1・・・公益法人の論文集 アルトピア誌     1・・・業界誌 なんと50%がアイソス誌である。失礼ながらアイソス誌を学術誌とか紀要レベルと思っている人はいないだろう。読めば分かるが認証機関のエライサンとか一般審査員あるいは企業の担当者が私見を述べている場だと私は思う。だって先行研究を調べておらず、自分勝手な考えを言い放っているだけで、出典を明記していないのは論文じゃないよね。 もちろん収録す…

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津田沼 丸善に行った

特段用事はなかったが半日空いたので久しぶりに津田沼の丸善に行ってみた。 本棚の配置が大幅に変わっていて驚いた。リニューアルは昨年11月だったそうだが、私はめったに行かないので初見である。 書籍より文具とかアクセサリーの売り場を前にメインにしたようだ。 まっ、それはともかくブラブラと眺めて歩く。 ISO本はどうかなと思って足を止めてしげしげと眺めた。ISO14001の本が棚巾80センチほど、ISO9001も同じく、それ以外のISO関係も同じくらいである。5年前あるいはそれ以前なら本棚一つをISOが占めていた時代もあった。 あんな時代もあったねと~♪、中島みゆきが聞こえてく~るヨ♪ せっかくだからと14001関係は1冊ずつ手に取って眺めた。最近出版されたものは・・ナイ 環境側面何チャラという本があり著者を見たら齋藤 喜孝とある。いつ出版だろうとみると15というのが目に入った。2015年かだいぶ古いなと思ってしげしげと見ると平成15年である。笑いが込み上げてきた。いくらきれいでも新品の値段で売る本じゃないだろう。今は書店でもアウトレット本とかいって古くなった本は安売りするもんだ。16年前の本が正価で売っているのが信じられん。そもそも2015年規格ではなく2004年規格でさえない。そんなものが現代で通用するとはお釈迦様でも・・・

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