地球を擬人化すべきでない
ガイア仮説というのを唱えたラヴロックを始め、地球は一つの生き物であるという発想というか宗教がある。
信者たちは人間は地球に寄生している悪者だという言い方をし、人間などいない方がいいという。まさにハトポッポ、ルーピーの語ったことである。
私はそういう宗教は好みではないし、間違いだと思う。
まあ、人間なんて滅んだ方がいいと思うだけならそれもありかもしれない。
しかし我々は人間である。地球で発生した単細胞生物が効率的に生きていくという目的で、他の細胞が作りだした有機物やエネルギーを掠めるとるという生き方を選び、精神的なことでなく身体的な構造を形作ったからには、それを変えるということはできない。肉を食わないとか他の生物の命を奪わないなんてことは不可能なのだ。
私たちは他の命を奪わなければ生きていけないということを是認し、生き残きていくという選択肢しかありません。
そしてまた地球という生物が概念ではなく現実的に存在しているのかということを考えてみろ、
生物とは何かというと定義はいろいろあるけれど、子孫を生まず、寄生虫(人間)を排除できず、自分の形を再生できないものがいきものであるはずがない。
ISOなんてもに関わった人は、ともすれば地球は大きな生き物で人間は寄生虫という考えに囚われやすいようだ。まずは人間中心の価値観をもってほしい。いや、どんな主義思想でもよいが、少なくても堂々と生きていくと考える人を阻害するようなことは行けない。
仮にというか私は信じているのだが、地球がいきものでなけ…