ISOマネジメントシステムの興亡
暇なのでネットで「ISO+コンサル」でググり、片っ端から訪問した(ネット上で)
いやはや、検索エンジンでリストアップされても、もうそのウェブサイトがないとか、最終更新から2年も過ぎているとか、そんなものばかり。
ひらめいたことがある。
ひとつの商品とか事業の発祥から終焉までをまとめようとか、論文にしようとしても、あまりにも大規模で簡単にまとめようがないのが普通だ。
例えば「原動機付自転車の興亡」といっても、終戦直後の自転車にエンジンを付けたものから発達し、1960年代のカブに代表されるモペットの登場、1970年代の暴走族時代、怪我・事故多発、排気ガス規制による2サイクル禁止、馬力の低下、そして21世紀になって電動アシスト付き自転車の登場により原付というカテゴリーは死に絶えてしまった。その間75年、これを本1冊にまとめろといっても不可能だろう。
そこでISOですよ、学部生、院生、あるいは博士論文に最適な規模ではなかろうか。
まず発祥から消滅まで40年と短い、関わった企業、人も多くはなく、発祥時にタッチした人たちがまだ存命だ。たくさんの証拠文書が残っている。
これからビジネスや流行あるいは標準化などについて研究したという人には最適な分野ではなかろうかと
真っ先に取り掛かってほしい方を指名したい。
倉田健児さんである。プロフィルはネットでみてもらうとして、通産省官僚としてISOマネジメントシステムを広めた宣教師でありましょう。
この方、「環境経営のルーツを求め…