文房具のこと
本日もバカバカしいお話を一席
毎度毎度バカバカしい話じゃねーかなんて突っ込んではいけない。
私が製図工をしていたのは1970年頃、実に半世紀前である。当時はドラフターという平行四辺形の機械を使って図面を書いていた。それからまもなく私は現場でNCプログラムを書く仕事に回り設計とはおさらばした。
それから数年経ってCADの時代となる。CADになるとドラフターはいらないしコンパスも雲形定規もいらない。
ということで古巣に行っていらなくなったものをいくつもいただいてきた。
ドラフターの定規は普通のお絵描きとかカッターで切る時の定規に持ってこいであった。その他コンパスは記念に、そのた図板の消しゴムのカスを払う鳥の羽でできたハケとかいろいろと貰って来た。
計算尺は何個か頂いてきたが、当時でさえ電卓の時代になっていたからいつしかなくなってしまった。
ということで今でも机上には当時のドラフターの定規とコンパスがある。
当時の製図用コンパスと言えば数千円したものだ。今は文鎮として活用()している。
わが青春の記念碑である。