環境方針は今?
バカバカしい話だが、今東証一部上場の企業はどんな環境方針を作っているのかを調べている。
昔々、某認証機関はISO規格にある通りの文言が方針に入っていないと「いけませんね、規格にある文言はすべてなければ......」といって不適合とは言いませんでしたが合格にはしませんでした。
あれから10年、この辺りはどうなっているのかと一つ一つ見ております。
東証一部上場企業は2131社だそうです。まだ200社くらいしかみておりませんが、2000年以前のような四角四面、本来の方針じゃないんじゃないと思えるようなものは減りつつあります。
とはいえ、規格で方針に込めるべきこととして記述していることの単語そのものを盛り込んでいる会社はかなりあります。
具体的には「枠組み」「汚染の予防」「順守」「継続的改善」などです。
規格の求めることは「汚染の予防」という語句を方針に入れろと言うのではなく、汚染の予防に努める方向を示せということかと思いますが、実を言ってほぼ100%の環境方針には「汚染の予防に努めます」と記述しています。
同じく「継続的改善に努めます」というのも定番です。
ただ方針の構造というか書き方が、ISO規格の項番順とおりのabcがついているというのは少なくなってきました。皆無じゃないですけど、
規格通りでない方針が増えてくれれば良いなと思いますが、現実問題社員も社会も環境方針を気にしていない実情ならどうでもいい話でしょうか?