JAB創立記念日
久しぶりにJABのウェブサイトを訪ねたら11月1日はJABの創立記念日だそうだ。
よって本日は休業である。
創立は1993年、私が最初にISO9002を認証したのはちょうどその年だったと思う。そのときはJABの存在を知らず、DTIでなければならないと考えていた。
当時は日本の認証機関の信頼性ははなはだ乏しかった。別に審査がどうこうではなく、知名度が絶対的に低かった。ロイド、ビューローベリタス、などが主たる認証機関であり、認定機関はDTIかRVAというところが普通だった。
それに当時は認定機関がある国ではその国の認定を受けていることが望ましいというルールはなかったと思う。輸出先で認定機関も認証機関も知られていなければ認証する意味がないというのは当たり前だろう。
JABの認定を受けた認証機関から認証を受けたのは1996年以降だったと思う。それでもDTIから代わったUKASの方が日本国内でも知名度は上だった。
その後JAB認定でなければ認証機関にあらずという時代もあった。10年ほど前は、ノンジャブを安かろう悪かろうなんて貶しているISO関係者が大勢いた。当時私の知り合いは、JAB認定よりもノンジャブのほうがしっかりした審査をするという意見が多数だった。しかし今ではノンジャブも立派な市民権を得ている。
まあいろいろな変遷があったなあ~とJAB創立記念日というのを見て頭の中に浮かんだ。