太陽光発電自動車の不思議

ちょっと旧聞である。 アメリカでは電気自動車の会社がもてはやされているそうだ。 マスクなんてお化け映画のような名前の人が社長らしい。 ところでその会社では屋根に太陽光発電パネルをつけた車を発表した。 https://www.huffingtonpost.jp/2016/11/02/elon-musk_n_12765108.html 細かいことが書いてないのでなんともいえないが、ずっと考えているが納得できないことがある。 自動車の屋根に太陽光パネルをつけるとすると、車の平面の面積より広いパネルは付けようがない。 仮に幅1.8m×長さ5mとして9平米だ。 太陽が真上から差せばその太陽エネルギーは平米あたりほぼ1kWとなる。もちろん発電効率は30%程度だから300W、これに面積をかけると2700W、つまり3.6馬力である。 ヴィッツで69馬力、プリウスで98馬力とかいうが、それはマキシマムであって、通常の走行ではその25%とか30%の馬力で走っている。まあ30馬力もあれば十分だとしよう。 おっ、ちょっと待てよ、 車のボンネットから屋根からトランクまで太陽光パネルを敷き詰めて発生した電気は3.6馬力だった。 となるとイーロンマスクの車は3.6馬力なのか? それとも発電した電気を充電して30馬力発生するとすれば、10時間太陽に当てて1時間だけ走るのだろうか? うーむ、やはり納得いかない。 ご存じの方教えてください。 なお、昔鉄腕ダッシュでやった軽トラで全国を走るものは…

続きを読む