太陽光発電はそもそもおかしいのだ

バカボンではないが、太陽光発電とは異常である。別にソーラー発電が悪とかいうのではない。 FIT(買い取り制度)がおかしい。日本の買い取り制度とは、ソーラー発電をしない人が払ったお金を、ソーラー発電を付けた人にふるまう仕組みだ。一般大衆は高い電気代を払い、ソーラーを付けた人はソーラーによる効果ではなく、一般人から集めたお金の配当を受ける。 それっておかしくないか? なぜそんなアホなことをしたのか? 自然エネルギーを増やせという御題目から演繹された方法らしい。だがそれは誤っていると思う。 実を言ってそんなアホなことをしたのは、日本だけじゃなくてスペインなどの欧州でもやっていたらしい(過去形である)。 常識で考えてそんな異常なことは長続きしない。いつか破綻する。 だがその過程においてまっとうな企業が割を食い経営悪化とか倒産ということもある。いやいや一般市民だって騒ぐじゃないか……日本では騒がないけど ニュースがあった。 三菱電機がソーラー発電から撤退。 どんなビジネスでも潤沢な資金力があれば我が物顔にのさばり独占する。そして設置する人は発電コストや効率などよりも、補助金支払いが目当てだ。ソーラーもどきであれ、それらしきものが屋根についていればお金が入る。そもそもが異常なのだから当然ちゃ当然だ。 だけど補助金がなくなったら発電効率の悪い太陽光パネルが残されて、設置した人もお金を払っていた人も、唖然とするだけではないのかね? 中国でパネルを作った企業が笑うだけだ。もっともその…

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