友人からのコメント
先日、「ISO14001の規格と審査がしっかりわかる教科書」という本の論評を書いた。
古い友人というか元同僚からメールが来た。曰く「ちょっと悪く言いすぎだよ。本が出たばかりであれほど叩いたら失礼だ」とのこと。
著者とは面識もないし失礼も減ったくれもないと思うが……とまあ、そこから考えたというか思い出したこと。
私の知り合いとか面識がある同業者でISO本を出した人は半ダースはいた。みな私に読んでくれといったが、ただで寄贈してくれた人はいなかった。ひどいもんだ、単に一部売れるだろうと私に宣伝しただけなのだろう。ともかく知り合いが出版したと聞けば、知り合いの誼とお金を出して買って読んだ。
感心する本はひとつもなかった。ある人の本にはいくつも間違いがったので、それを事細かく説明したメールを送った。
そいつは男らしい奴だったらしい、何も言わずに絶交されたよ(笑
私は本を出してはいないが、ウェブサイトには彼らの書いたものの十倍どころか100倍を書いてきた。無料で読めるとは感謝されなければならないが、そんなことは一度もない。もっとも自費出版で売れないよりも経済的損失は少ないけど、
思うことはたくさんある。
間違いは論外として、多くの人が書くものは規格解釈などであり、規格改定があればその存在価値がなくなってしまうものが多い。はっきりいって、それは悲しいじゃないか。
私は規格解釈とか解釈批判を多々書いている。しかし規格改定があれば即無価値になるようなことは書いたつもりはない。
規格要求はこう…