残念なこと

私は認証件数、審査費用、審査員の数などを調べて、掛け算、割り算をしていろいろ考えるのが好きだ。 金をかけない楽しみ、頭の体操である。 認証機関の売り上げとかわかればいろいろ予測とか分析できるのだが…… 残念ながら認証機関の3分の1は財団法人であとは株も公開していないから財務状況は闇の中。 もちろん帝国データバンクとかに金を払えば情報は手に入るが、個人的にそんなことするまでもない。だからいろいろな指標を眺めては想像している。老人のボケ防止にはそれくらいでよかろう。 とはいえもっと詳細なデータが欲しいなと日々思っている。 まあ特殊な業界で規模は非常に小さいわけで、あまりどうこう考えることもないのだろうけど……

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負の遺産

過去、何事かについて主張したことが後々間違いであったというのが判明したことは数多い。 火星に運河があると語ったのは、ローウェルだったと思うが、まあそれは仕方がないといえるのかどうか? ネス湖の怪獣もあったし、コナンドイルは妖精がいると主張していた。 まあ、そういた間違いはあってしかるべきだという気もする。 しかし著しい環境側面は点数だ!と主張していた審査員や有益な側面があると今現在主張している審査員はやはりおかしいと思う。というのはまだ判明していないでいろいろな仮説が登場し検証を待っているという事態じゃない。すでに点数なんておかしいぞ! 有益な側面なんて考えは有害そのものだということははっきりしていたのだ。 私は何度となく審査の場で、あるいは認証機関にお邪魔して議論した。それを当該審査員も認証機関の幹部も無視し押し通した。 それを己のメンツのためか、お金のためか、あるある詐欺をしているのはどういう根性なのか? まあ彼らは立派な本を書いて国会図書館にあるし、アマゾンにも中古本は売られている。 きっと墓碑銘に「環境側面の点数法の教祖」とか「この方は有益な環境側面の発明者です」と刻むことだろう。彼らの名誉は永遠に伝えられることだろう。 いや間違えた、彼らの不名誉は永遠に伝えられるだろう。

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