古い知り合いが、認証機関から「新型コロナウイルス流行で今回の審査はリモート審査で行う」と通知があったと教えてくれた。
時代だなあ~と思いました。最初にリモート審査なるものが行われたのは2000年頃だったかと思います。あのときはJQAがまっさきに行います!と宣言して実際にトライしたようです。
どうだったのでしょうねえ~
その後、あまり聞いたことありません。
おっと、私はそういう審査を受けたことがありません。デジタルデバイドです。
私が内部監査であろうとモニターの向こうから審査を行うのは、骨というか信頼性が保てないような気がします。
そもそも監査/審査とは書類(文書や記録)を見るだけではないです。働く人にインタビューして回答を聞いて、また実際の現場をみて適否を判断するわけです。はるか彼方から大丈夫ですか? 大丈夫ですよ! なんてことで審査員が確信を持てるのかどうかと考えると「否」となるのではないでしょうか?
時代遅れなんて言わないでください。監査は書面審査だけじゃありません。現場現実現物ですよ。
現場を歩いていて異音、異臭、振動、人の動きの異常さ、そんなことからわかることも多いです。
まあ一時しのぎならあるのかなと思います。恒久的にではいつしか審査が形骸化するのではないかと………