ランダムウォーク
ランダムウォークとは酔っ払いの歩いた跡があちらこちらとさまようようになること。そして数学の定番の問題のタイトルだそうだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ランダムウォーク理論
いろいろなケースに使えるらしいが、賭け事もある。
勝ち負けが五分五分のまっとうな賭けをカジノとギャンブラーが勝負するとどうなるか?
その結果は、最終的に常にカジノが勝ちギャンブラーは負けることになる。
その理由は実は簡単だ。個人のギャンブラーの元手は当然カジノより少ない。一回の賭け金はギャンブラーの元手よりも当然少ないだろうが、仮に全額としても構わない。勝率は五分五分という前提から、ギャンブラーが勝ち続けることも、負け続けることもない。すると多数回の賭けを行えば勝ち負けは平均化され、ギャンブラーの持ち金は元手を中心に上下に変化する。多少のゆらぎがあって、ギャンブラーが連続して勝って持ち金が元手の二倍や三倍に増えてもカジノは困らない。当然ギャンブラーの負けが続いて持ち金がゼロになることもあり、そうなった時点で勝負はカジノの勝ちで終わる。
実際にシミュレーションをするとその通りになる。元手が多くてもオケラになるまでの時間が長引くだけで負けることは変わりない。絶対に勝つには、カジノ以上の元手を確保するしかない。
つまり結論は、最終的に賭けに勝つには、自分が破産する前に相手が破産すればよいということだ。そのためには相手以上に金を持っていることが必要条件だ。
何の話だって?
今回の新型…